【TOP25%禁止杯使用構築】ギャロップ全抜きスタン【最終4位】
皆さま、こんにちは。
1年以上ぶりのブログ更新です。
(もっとポケモンやれ)
6/7(日)に開催された「TOP25%禁止杯」に参加し、なんと最終4位を勝ち取れました!
トップ10、いわゆる殿堂入りのみなさんが構築記事を書いていたので慌てて書いています。
わりとざっくりになりますが許してください。
【構築経緯】
①軸決定
このルールで使えるポケモンを考えた際に、「ダイジェット」を誰で打つかを考えた。
このルールは明確に素早いポケモンが少なく、天候エースのルンパッパ(S70)やツンベアー(S50)も素早さが倍になったところで速くない。※ハリーセン(S85)は除く
しかもこの2体はS種族値100以上であれば、準速の場合S+1すれば上から殴れる。
フライゴンの「そらをとぶ」も考えたが、環境トップなのでメタられまくりそうなところ。そしてマニューラに弱いところがどうしても気になった。
そしてどうせダイジェットするなら、スカーフフライゴンを抜きたい。
さらにトリックルームでの切り返しを考えるとドータクンに強いポケモンがいい。
つまり
・フライゴンより速くてダイジェットができる。
・ドータクンに明確な打点がある。
・マニューラなどに先制技で縛られない。
そーんな便利なポケモンいるわけ‥
いたわ。
というわけでギャロップを中心に構築を組むことに。
(つばめがえしマニューラ?知らんな)
ギャロップの技構成は、前述の理由から「フレアドライブ」と「とびはねる」は確定。実はギャロップ、あらゆる技を覚えるので無限に悩んでしまった。
ギャロップで全抜きする上でネックになるのは、「サイドン」を始めとする地面タイプ。「キングラー」や「ヨワシ」の水タイプと感じた。
ただ単に水タイプを意識するなら「ワイルドボルト」を使えばいいが、どうしてもサイドンの影が気になってしまった。
「ソーラービーム」を覚えるのは知っていたが、ギャロップは陽気ASにするつもりやったのでC80族の無振りソーラービームを打つのは弱いな‥とポケモン徹底攻略様を見ていると
†ソーラーブレード†という文字が見えた。
ふぁっ!?こいつ覚えるの!?と驚きつつ、ダイバーンしたあとのソーラービームはシナジーがある。
ウキウキでダメージ計算をすることに
いや∑微妙な乱数落ちないんかい!
まだだ‥「ダイソウゲン」にすれば威力140!落ちないわけ‥
いや、確1やないんかい!
というわけで、この時点でステロを撒くことは確定。悲しい火力や‥
ラスト1枠はフライゴンに打点が欲しかったので「じゃれつく」とした。
(HBサイドン?ダイマックス?知らんな)
②ステルスロック撒き要員
まずコンセプトであるステロ役を考えることに。
このルールはどこからダイマックスが飛んでくるかわかったものではないので、ダイマックスターンを凌げる「こらえる」が強いのではないかと考察。
イワークの「がんじょう」も魅力的に感じたが、ドラピオン等などに挑発を打たれそうなのが気になった。
マッギョも同じ理由で微妙と感じた。
イワークとマッギョは仮にステロなしで殴られたとしても、さして負担をかけられないところがネックであった。
ダグトリオも考えたが、普通にメタられそうだったので保留。
つまり
・火力があって、挑発を打ちにくいポケモン
・こらえるや特性でダイマックスターンをある程度枯らせる
・なおかつステルスロックを撒ける
そんなポケモンいるわけ‥
いたわ。
というわけでサニゴーンに確定。
サニゴーンは特性「くだけるよろい」でSが2段階上がるのも魅力的。臆病最速でもS実数値90と心許ないが。2倍になると実数値180、つまり最速フライゴン(S実数値167)を抜けることに魅力を感じた
「きあいのタスキ」を持たせることで
1ターン目‥きあいのタスキで耐える
2ターン目‥こらえる
3ターン目‥くだけるよろいが発動してれば殴れる
上記の流れで『あいてのダイマックスターンを消費できる』点が本当に強いと感じた。
③裏エースと補完
せっかくステルスロックを撒くので、ギャロップ以外のエースを考えることに。
「きあいのタスキ」が強いルールなので、連続技持ちを視野に入れると「ガメノデス」か「イワパレス」となった。どちらも「からをやぶる」があるため、エースとしては充分な素質がある。
最後まで迷ったが『ダイマックスしなくても強い』枠で考えると、「がんじょう」で行動保証もある「イワパレス」に軍配が上がった。
またイワパレスは『A2段階上昇✕タイプ強化✕がんせきほう』で『ダイマックスしていない無振りフライゴン』をちょうど確定一発にできるため、がんせきほうを採用。
ここまでで水技の一貫性があるため、特性「かんそうはだ」のドクロッグを採用。
ルンパッパにも強く出れ、「ふいうち」による仕事も出来そうなのが利点。
また「ギャロップ」との相性がよく、ドクロッグが苦手な焔タイプの技を「もらいび」で受け。逆に水タイプの技を「かんそうはだ」で受けるプレイングをしていた。
純粋に格闘タイプが強い。
起点作りとして「ギモー」や「ニャオニクス」、「ヤミラミ」などの特性「いたずらごころ」がウザそうだったので、サイコフィールドを特性で張れる「イエッサン♂」を採用。
スカーフをもたせることで「タイレーツ」にも強く、中途半端なSのダイジェット連中を上から殴れる。
また「トリック」をもたせることで、耐久ポケモンや前述のポケモンの機能を停止させることを目的とした。
ラストの枠は悩みに悩んだ結果
・ドータクンに後出しできるポケモン
・トリル切り返しにある程度抗えるポケモン
・バタフリーに強いポケモン
ということで、特性「ぼうじん」のシュバルゴを添えた。「はたきおとす」で相手に負担をかけられることが強いと感じた。
【個別紹介】
なんだか前置きが長くなったため、ここからはざっくりと。
構築の軸でありエース。
基本的にはこいつしかダイマしない。
ダイマックスしても耐久はないが、そもそも環境に火力がないため特に問題はなかった。
オニシズクモが当日多かったが、相手がダイマックスしなければステロ+珠ダイジェットで飛ばせる。
ぶっちゃけ†ソーラーブレード†を打ったのは2回だけだったが、水タイプがいても強気に選出できたので良かったと思う。
なによりエフェクトがどちゃくそかっこいい。
(※相手のナマズンが「きけんよち」でみぶるいしたのが面白かった)
ダイバーンとダイジェットが強すぎて、じゃれつくを全く打たなかった。ちなみに珠ダイフェアリーでダイマなしフライゴンを飛ばせる。
「10まんばりき」がほしい場面もあったが、なかったからといって負けた試合もなかったので難しい。
恐らく次回のTOP25%禁止杯でも強いのではないかと思う。
P.S.サイドンに一度も当たらなかった(白目)
◎サニゴーン
ステロ撒き要員。
‥のつもりだったが、なんかエース並の活躍をした。
コンセプト通りこらえる+ステルスロックを入れていたが、サブでいれた「れいとうビーム」がとにかく刺さった。
フライゴンとアップリューをワンパンできるし、モルペコやクサイハナに半分入る。
やはりこの環境でC種族値145はとにかく強かった。
こらえるでダイマックスターンさえ枯らせば、イワパレスかギャロップが通るので上手くハマったと思う。
基本的に先発で出すが、たまに後続に置いていたりした。
ステロでタスキが削られても、物理フライゴンであればこらえるでSを逆転できるのでストッパーとして活躍。
なんなら「だいちのちから」を採用してアタッカーにするのも面白そうであった。
裏エース。
基本的に岩技しか打たないので、相手の耐久調整を崩すために「かたいいし」を持たせた。
前述通りA2段階上昇かたいいし+がんせきほうでフライゴンを落とせるのが偉い。
ミラー意識で最速。
どれくらい活きたかはわからないが、なんやかん中速ポケモンは抜いていたのでよかったのかもしれない。
対面性能が高いのでからをやぶる無しでも戦っていた。
唯一いろいろ調整した枠。
ルンパッパがきつかったため、
※控えめCぶっぱルンパッパ
珠ダイソウゲン→珠ダイアイス
珠ダイアイス→珠ダイアイス
上記をオボン込みで耐えるようにしていた。
いのちのたまダメージ+あられダメージ+ダストシュート+ふいうちで大概のルンパッパは飛ばせる。
実際にはルンパッパではなくオニシズクモ絶対倒すマンであり、無限回あと投げしてビルドアップを積んでいた。
※一度だけルンパッパに出したので、役割は遂行できたと思う。
大会当日はとにかく「ダストシュート」を外したのでヒヤヒヤしていたが、本当に当ててほしい場面では当ててくれたので良しとしました。
ちなみに一度だけダイマックスしたがめっちゃ活躍してくれた。かわいい。
試運転のときは出さなかったが、当日はオニシズクモがとにかく多かったので採用してよかった。
味方のギャロップのダイバーン後、かんそうはだでダメージ受けるのはご愛嬌。
◎イエッサン♂
特に語ることがない強かったポケモン。
単純に考えてS95族でスカーフ撒いて、フィールドサイキネ打てるんだからそら強い。
選出機会は多くはなかったが、きっちりと活躍してくれた。
ニャオニクス無効化できたので楽しい。
天才型シュバルゴ。
相手のトリックルームへの差し替えし枠で採用。
ドータクンが重いためはたきおとすは確定。
トリックルーム最終ターンでダイジェットを打つことで、相手とのS関係を逆転できる。
またチョッキでありながら「にらみつける」を採用することで、「ダイウォール」を使える。
最後はタイプ一致のれんぞくぎりとした。
‥はい、本当にすみませんでした。
本来はバタフリーに対する対策です
ちゃんと技構成は確認します。
唯一出した試合はドータクンに「はたきおとす」しか打たなかったので、恥は晒さなかった。
しかし、逆にこんな技構成だったからこそ。シュバルゴの選出が控えめになり、選出していれば勝てなかった試合が多くあった。
結果論これでよかったのかもしれない。(いいわけがない)
本当にこればっかり出していた。
ステロ撒いてギャロップで暴れてイワパレスで掃除する簡単構築です。
オニシズクモがいればドクロッグ、ニャオニクスがいればイエッサンをいれる感じ。
【まとめ】
読んでいただきありがとうございました。
結構真剣に考えて臨んだので、結果が残せて嬉しいです。
次回も是非頑張っていきたいところ。
主催の方々、対戦してくださった皆様、お疲れ様でした!
最高に楽しかったです!